「オゾン」とは、「生成器」とは、何か?

■意外に知られていないオゾン

新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
未知の感染症にどのように対処すればいいのか、私たちの不安は増すばかりです。
今こそ強い除菌力を持つオゾンの出番なのでは!?
ここではそんなオゾンの活躍への期待を込めて、意外に知られていないオゾンについて、ご説明します。

■地球を丸ごと包むオゾン層

地上10~50キロメートルの成層圏で膜のように地球を包んでいるのが、ガス状のオゾンの集まりオゾン層です。太陽から降り注ぐ有害な紫外線を濾過してくれるオゾン層によって地球上の生命が維持されているということは皆さんご存じでしょう。

●オゾン層に守られている地球

 
このような自然界にあるオゾンの魅力と驚きの効能がわかったのは、今から180年も前の1840年──ドイツの化学者シェーンバイン博士により「匂い」というギリシア語から「オゾン」と名付けられました。水道では1906年にフランスのニース市の浄水場で飲料水の殺菌のため使用されたのが最初で、以来ヨーロッパでは殺菌や水質改善に広く用いられており、日本も1973年に兵庫県神崎浄水場がオゾン処理技術の投入によりきれいで美味しい水として評判になって以来、オゾンによる高度処理が全国に普及してまいりました。オゾンは日本の水道水のレベルの高さを守ってくれています。 
 



 ■「オゾン水」とは?

オゾン水とは、水の中にオゾンが存在する水のことを指しますが、それを実現する手法としては主に二つあります。
一つは、酸素ガスから生成したオゾンガスを水中に溶解させる混合オゾン水(高濃度)で、浄水場、工業など大規模のオゾン水利用の場面に大活躍し、我々の環境汚染、食衛生の安全を守ってくれます。
もう一つは、水を電解して、水中のO(酸素)をオゾンに変換させ生成したオゾン水で、小規模の使用に最適です。高価な純水使用の膜式電解オゾン装置が代表的ですが、更に技術を進歩させ、水道水からオゾン水を生成する(低濃度)超小型[オゾン⁺電解水]生成器〈オゾ・シリーズ〉が、薬剤を使わない除菌・消臭の衛生的な生活に貢献します。


 


 


■オゾンの用途
「オゾン水」か「オゾンガス」かでまったく違う

オゾンは自然界に存在する物質で、二つの形態で広く利用されています。
【オゾン水 水に溶存されている液体で、高濃度のオゾン水は殺菌料として食品製造、ペットボトルの殺菌、脱色・脱臭、保鮮に使われ、残留性がないことから表示の義務もないぐらい安全な殺菌料として食品衛生法で認可されています。〈オゾ・ケア〉シリーズは一般家庭用の低濃度オゾン水を生成します。

 
オゾンガス 気体状態のオゾン、高濃度のオゾンガスは人体の呼吸器系に刺激を与えるので危険です。(低濃度でも一定時間以上の吸入は危険)。工業では幅広く利用されていますが、厳しい安全管理の下、原則無人下に使うのが条件です。一般家庭での使用は難しいのでお勧めできません。
 


オゾンは安全な食品添加物として活躍中!

オゾンが既存食品添加物の指定をうけて利用されていることはあまり知られていません。
オゾンは食塩と同じように天然の添加物という意味で「殺菌料」に分類されています。食品中の細菌や微生物など有害物を消去して、安全な食べ物にするために使用されますが、殺菌後ただちに酸素に戻り残留しないのが特長です。生成後は短時間で消えてしまうので食品に添加物として表示されることはありません。

安心しておいしく食べられる食品の製造過程で、強い殺菌力がありながら人体に害がない安全な殺菌料として使用されているオゾン、オゾン=オゾン水にはこのように私たちの食生活に役立つ素晴らしい働きがあります。


●●●オゾンの知識●●●

■【オゾン水電解方式】と
【オゾンガス溶解方式】の違い

 
オゾン水とは、水の中にオゾンが存在する水のことを指しますが、それを実現する手法としては主に二つあります。
一つは、水を電解して、水中のO(酸素)をオゾンに変換させ生成したオゾン水で、小規模の使用に最適です。高価な純水使用の膜式電解オゾン装置が代表的ですが、更に技術を進歩させ、水道水からオゾン水を生成する超小型[オゾン⁺電解水]〈オゾ・ケア〉シリーズの登場が家庭への普及に貢献します。
もう一つは、酸素ガスから生成したオゾンガスを水中に溶解させる混合オゾン水で、浄水場、工業等大規模のオゾン水利用の場面に大活躍し、我々の環境汚染、食衛生の安全を守ってくれるのです。
また、浄水場、一般工業用において普及されている空気中の酸素を原料にオゾンを生成するガス方式から、水を原料にオゾンを生成する方式まで、オゾンを造り出す技術が時代と共に進化し、様々の用途に応じて装置があり、少しずつ私たちの生活に近づいております。

 

 

※オゾンは水の浄水処理や食品添加物、歯科医療としてもその安全性が認可され、広く使用されています。
「オゾン水は使用上まったく安全である。・・(中略) オゾン水とその性質について、もっとも重要な知識を提供してくれるのは、歯科医療である。オゾン水は、口腔内の鵞口瘡(アフタ性口内炎)、カンジダあるいは歯周炎の他に、抜歯後の傷治療と殺菌の両面で使用されている。」(日本オゾン協会発行オゾンハンドブック より)
[オゾン⁺電解水]生成器〈オゾ・シリーズ〉の最大の特徴は、水しか使わないことです。化学薬品など一切不要。またオゾンの性質は細菌類を殺菌すると同時に自滅し、化学物質のように残留することがないのが大きな特徴です。